「東村山編集室」と地域ライターのプロローグ
東村山編集室のマガジンがついにオープンしました✌('ω'✌ )三✌('ω')✌三( ✌'ω')✌
「ついに」とは言っていますが、そもそも「東村山編集室って何?」、「地域ライターって何?」と思われる方が大半ですよね。そんな方たちに向けて、この成り立ちを紹介するのが本記事となります。
くらしを楽しみ、まちの魅力を発見する「東村山編集室」
東村山市にお住まいの皆さん、東村山市について正直なところ、どう思っていますか?
よく言われるのは、
「何もない」
「面白みがない」
「なんか惜しい」
ネガティブなワードが続きますが、実はなんかいいところもあったり…しません?
確かに東村山市って、キラキラした観光スポットも、有名な商店街もないけれど、でも、この街のことをよーく考えてみると、
お気に入りのパン屋さんがあったり、
マスターが面白い飲み屋さんがあったり、
友達とおしゃべりして過ごした公園があったり、
自分の生活や人生とリンクしている場所や人が見つかるんじゃないでしょうか。
街と全然かかわりがないよ!って人も、朝、通勤中に出会う犬が可愛いとか、あの店の看板のフォントが気になるとか、ここでの暮らしの中でちょっと引っかかる何かがあるんじゃないでしょうか、多分。(いや、きっと!)
そうやって自分の生活と地続きの街を「何もない」で終わらせるのって、つまらないんじゃないかなって思うんです。
せっかく住んでいるなら、自分の住んでいる街を誇りたいし、堂々と「東村山市に住んでいます!」って言いたいですよね。
それを胸を張って実践してくれるのが地域ライターの皆さんです!
東村山市内で見つけたモノ、コト、ヒトを、ライターさんの感覚で、でも取材した事実を基に、描き出していく。そんな地域ライターの投稿を集めたこの「東村山編集室」の記事を読めば、「東村山市って何もないまち」なんて言えなくなるハズです。
第1期地域ライターの誕生
住民の皆さんに自身の言葉で東村山市の魅力を発信してもらいたい、という構想は数年前から持ち合わせていました。ただ、予算化できなかったり、うまく仕組みが整えられなかったりして実現できずにいたそんな時、noteの活用方法のセミナーを受講し、やりたいイメージが形になってきました。
さらに直接の契機になったのは、東村山駅付近の連続立体交差事業に伴って、公共施設を「つくるからつかう」への転換が打ち出されたこと。
この辺りの詳細は別の機会に譲りたいと思うのですが、7月末から地域ライターの募集を開始し、8月から9月上旬にかけて応募者全員と面談する中でお伝えしたことが、「まずは自分にとってのたのしさを見つけてほしい」ということ、そして、「まちづくりのプレーヤーになっていただけるような、今後も関わり続けていってもらえる人とこの場を通じて出会いたい」ということです。
このような私達の願いを受講生の皆さんが汲み取ってくださって、5回の養成講座を経て、21名が第1期地域ライターとして認定されることになりました!
養成講座についてはこちら
地域ライターの皆さんが書いた記事は、この街を楽しむ上でのヒントを与えてくれるものだと思います。ぜひこのマガジンを読んで、皆さんにとっての「このまちの楽しみ方」を見つけて下さい。
そして、東村山の「なんか惜しい」は簡単には解消されないかもしれませんが、自分が思う「いいところ」が1個、2個、3個と積み重なっていけば、「自分にとって良いまち」になる、そんなポジティブ思考で街を見守っていただけたら嬉しいです。